またまた書くことがないので、K君の事を書こうと思います。。。
この事件が起きたのは5年前…。俺達は高校3年だった。
その頃俺には、可愛い可愛い彼女がいた。そんな時K君がなんと恋をした。
そこで俺に相談をしにきた。同じクラスの子で、一応メール交換はしているらしい。。。メールをしているうちに好きになり、デートを誘いたいらしいが、どんなメールを送っていいか分からないらしい。そこでいろいろ話をした後、帰っていった…
俺はKが読んでいた本を片付けていたら、ある本が出てきた・・・
「メール文例集ワースト50」だ。これにはこんなメールを送ると、ひとに嫌われるメールばかりを、集めた本だ。
俺は悪い予感がした・・・まさか・・・ベストとワースト勘違いしてないだろうか…しかしKは、結構頭のいい高校に行っているので、まさかそんなことはないだろうと思ったし、何より帰り際に、「すげぇ良い文思いついた!!」と言っていた(今思えばこれが怪しかった・・・)。
数日後kは、かなり落ち込んで我が家に来た。
やべえ・・・きらわれた・・・>><<と言って意気消沈だ。
俺は何でそんな事態になったかを聞いた・・・
Kは俺の家を帰宅後、俺の家にあったある本を参考に・・・メール文を考えた。
そして家に帰ったら送ったらしい。送った文はこちら・・・・
「久々Kです。
あなたに突然クイズです。!
第一問:僕は君のこと好きである?yesかno
正解 yes
第二問 君は僕のこと好きである?yesかno
この問題の答えはメールで送ってね。」
俺は愕然とした!!これはまさしく!男が女に送ってしまった恥しい文例堂々の1位のメールだ!!俺は笑うのを必死にこらえ、鼻をぴくぴくして話を聞いた。
するとK。さすがK。まだまだ飽き足らず、もう一個メールを送っていた…
「君のこと・・・・・・・・・・・。
好きなのか?好きかも…!好きだ・・・・。」
やってしまった。これも同部門17位のやつだ・・・ちなみにこの文を返すなら、
「あなたは馬鹿なの?馬鹿かも・・・・!馬鹿だ・・・。」しか思いつかない…。
しかし原因は勘違いといえど、一応は俺の家の本。
俺は必死に励ました。笑いをこらえながら「なんでこのメールの良さがわからんのかな〜?(わかる奴はいませんT_T)」と言いはげまし続けた。
今俺はKが、人に嫌われてしまうメールを送らないことを祈ってます。
この文を見て、Kがあの時の勘違いを、気付いてくれたら幸いです。